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定年後を楽しく過ごすインプラント治療


「定年後の第二の人生を楽しく過ごしたい」
「旅行や食事楽しみなことがたくさんある」
「健康的に余生を過ごしたい」

平均寿命が延びている近年では、定年後の人生は、非常に長いものとなります。
趣味を楽しんだり、旅行を計画したり、充実した余生を楽しまれる方も多いかもしれません。
しかし、50~60代になると、若い頃と比べて歯や歯ぐきのトラブルが起きやすくなります。
特に注意が必要なのは歯周病です。重度の歯周病では複数の歯を失ってしまうケースが珍しくありません。


■歯周病で歯を失ってしまったら?


◎噛む機能を補うための治療が必要です

歯を失ってしまった状態をそのままにしておくと、顎の骨がやせてしまったり、周囲の歯が倒れこんだり、それに伴い噛むたびに痛みが出てしまうことも予想されます。 噛み合わせがしっかりしていないと、噛む力も安定せず、硬いものが噛めない、好きな食事が満足にできない状態へとつながります。

その結果、食事の楽しみが少なくなるほか、バランスの良い食事がとれず、糖尿病をはじめとした全身の疾患へとつながるケースもあります。 しっかり噛めることは、健康的な生活を送るうえで非常に大切な要素なのです。


◎失った歯の治療にはインプラントがおすすめです

50代以降の年齢の方に、多く見られる症状が歯周病および歯根破折です。
歯周病で歯を失ってしまった場合、歯周病治療を行い歯や歯ぐき、歯槽骨の状態を改善することを優先して治療を行います。
歯根破折は歯根が破折した直後であれば修復できる可能性がありますが、抜歯になるケースも多くあります。

重度の歯周病で歯を失ってしまった場合は、歯周組織の状態を改善した後、歯を補う治療(補綴治療)を進めていきます。 補綴治療は以下の3つの治療方法が候補にあがります。

・入れ歯
・ブリッジ
・インプラント
この中で、50代~60代の方におすすめなのはインプラントです。
このくらいの年齢層の方をみますと、歯周病で複数本の歯を失うケースが多く、入れ歯やブリッジでは複数の歯を治療するために安定性が足りない場合があります。安定性が悪いと噛みづらい点や、入れ歯やブリッジは残っている歯を傷つけてしまう点もデメリットです。
その点、人工の歯根を顎の骨に埋め入れるインプラントは安定性が高く、残っている周囲の歯を傷つけません。インプラントであれば複数本のブリッジを強固に支えることも可能です。
しっかり噛みたい方、残っている歯を傷つけたくない方は、インプラントがおすすめです。
しっかり噛める筋力は残っている状態の方がほとんどですので、噛んだ時の安定性や人工歯の強度の点においても優れた治療といえます。


◎早めの治療でしっかり噛める人生を

今後の余生を楽しんで過ごすためにも、失った歯の治療を迅速に行うことをおすすめします。それぞれの治療の良い点や注意する点はありますが、長期間安定した噛み心地を手に入れられるインプラント治療は、満足度も高く、食べ物の硬さや噛み切りやすさを気にせず食べられるメリットがあります。 入れ歯のように外れるといった心配もありませんので、笑顔で美味しい食事を、美味しく食べられることでしょう。


【しっかり噛める第二の人生を見据えた治療を】


歯を失った際にまずは入れ歯やブリッジといった保険適用の治療をお考えの方も多いかと思います。しっかりとした治療の精度を担保すれば、しっかり噛むことは可能です。しかし、これらの補綴治療は残っているご自身の歯を削ったり、傷つけてしまいます。入れ歯やブリッジが原因で残っている歯に負担がかかり、歯を失い続けるケースも珍しくありません。
むし歯や歯周病、歯根破折などにより歯を失ってしまった場合は、長い人生を考えたときインプラントがおすすめです。
お肉やお魚、野菜なども問題なく噛めるようになるため、食生活の改善により基礎疾患の予防および健康寿命(ご自身の歯で食べ物を噛める期間)の延伸につながります。
失った歯の治療を検討されている方、インプラント治療をご検討されている方は当院までご相談ください。


あくね歯科クリニック
歯科医師
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