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歯周病で歯がグラグラな場合の治療


「歯周病を放置してしまい、気がついたら歯がグラグラに..」

「歯周病が進行して歯が抜けそうなときはどんな治療を受ければ良いの?」


40代以上の方で特に注意していただきたいのが歯周病です。重度の歯周病になると歯を支える歯槽骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちてしまうこともあります。


今回は「歯周病で歯がグラグラな場合の治療」についてご説明します。


■歯周病治療


◎症状に合わせて適切な歯周病治療を行います

歯周病にかかった場合、症状に合わせて適切な歯周病治療を行います。重度の歯周病で歯がグラグラな場合は歯ぐきや歯槽骨の再生をうながす再生療法などの歯周外科治療を行い、歯周組織の再生を図ります。


{再生療法}


・GTR法(歯周組織再生誘導法)


メンブレンという特殊な膜を使い、歯槽骨や歯根膜などの歯周組織の再生をうながします。


・GBR法(骨再生誘導法)


自家骨(患者様ご自身の骨)や他家骨(ウシの骨)、人工骨などの骨再生誘導剤を使い、歯槽骨の再生をうながします。


・エムドゲイン(歯周組織再生療法)


エムドゲインゲルという再生誘導剤を使い、歯槽骨や歯根膜などの歯周組織の再生をうながします。


■噛み合わせの治療


◎噛み合わせバランスを理想的な形に整えていきます

歯周病をひきおこす原因は主に2つあります。1つは歯周病菌、もう1つは「噛み合わせの乱れ」です。


噛み合わせが乱れていると大きな負担が歯にかかってしまい、歯周病を発症したり、歯周病の症状が悪化することがあります。


歯周病で歯がグラグラになっている方は、噛み合わせに問題が起きているケースが少なくありません。


噛み合わせに問題がある場合は、基本的な歯周病治療や歯周外科治療と共に噛み合わせを整える治療も併せて進めていきます。


{噛み合わせを整える治療}


・咬合調整


歯の咬合面(歯が噛み合う面)のエナメル質を削り、噛み合わせを調整します。


・不良補綴物の作り直し


高さが合わない詰め物や被せ物、および、不良なブリッジ・入れ歯・インプラントがある場合は補綴物を作り直して噛み合わせを調整します。


■抜歯を行った場合の補綴治療


重度の歯周病でどうしても歯が残せない場合は抜歯を行い、歯を補う治療(補綴治療)を進めていきます。


◎インプラント

インプラントとは、人工の歯根を作る治療法です。歯槽骨(顎の骨)にチタン製のフィクスチャーを埋め入れて人工の歯根を作り、フィクスチャーに連結したアバットメントを介してセラミックの人工歯を取り付けます。


[インプラントのメリット]


・安定性が高く、硬い物もしっかり噛める

・ほぼ違和感がない

・ほかの歯を傷つけない

・取り外し不要でお手入れがカンタン(※)

・補綴物の耐用年数が長い(平均で10年以上とされています)(※)


(※)インプラントを長持ちさせるには、毎日の歯磨きおよび

歯科医院で受ける定期メンテナンスが必須となります。


◎ブリッジ、入れ歯

抜歯後はブリッジ、入れ歯による補綴治療もお選びいただけます。


ブリッジとは、失われた歯の両隣または片側の歯に連結した被せ物を被せ、橋を渡すように義歯を装着する治療法です。


部分入れ歯はクラスプという金具を残っている歯にかけて使用します。総入れ歯は歯ぐきや顎の粘膜で義歯を支えます。


[ブリッジ、入れ歯のデメリット]


インプラントと比べると、ブリッジや入れ歯(特に保険の入れ歯)は安定性が低いです。また、ブリッジや入れ歯は残っている歯を傷つけてしまいます。お口全体の歯の寿命や使い心地(安定性や違和感の少なさ)を考えた場合、ブリッジや入れ歯はあまりおすすめできません。


【歯周病の予防には毎日の歯磨きと定期的な歯周病メンテナンスが大切】


歯周病は自覚症状がほとんどないのが特徴です。気がついたときには重度の歯周病になり、歯がグラグラ、抜歯寸前の状態に…というケースは少なくありません。


歯周病を予防するには、まずは毎日の歯磨きをしっかり行うこと。併せて、歯科医院で定期的に検診と歯のクリーニング(歯石取り)を受けることで、歯周病の進行を遅らせる効果を期待できます。定期的な検診により、歯周病の早期発見・早期治療にもつながります。


あくね歯科クリニックでは歯周病カウンセリングを行っています。相談費は無料です。カウンセリングではお口の状態および歯周病の進行度を確認し、適切な治療方法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。

あくね歯科クリニック
歯科医師
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