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インプラント治療のメリット



「インプラントが良いって聞くけど、ブリッジや入れ歯と何が違うのかな?」

 

インプラントは安定性が高く、優れた治療法です。安定性に加え、ほかの歯を傷つけない点など、インプラントにはたくさんのメリットがあります。

 

■インプラントとは

 

◎人工の歯根を作る治療法です

 

インプラントとは、人工の歯根を作る治療法です。外科的手術を行い、ネジのような形をしたフィクスチャー(人工の歯根)を直接、顎の骨に埋め入れます。

 

■インプラントのメリット

 

◎安定性が高く、しっかり噛める

 

インプラント手術で埋め入れたフィクスチャーは生体反応によって顎の骨と強固に結合し、人工の歯根になります。フィクスチャーの中には無数の小さな穴が開いており、その穴の中に顎の骨が入り込んで結合するため、非常に安定性が高いです。

 

手術後は、自分の歯に近い感覚で硬い物もしっかり噛めるようになります。

 

{噛む力の回復率}

 

天然の歯の噛む力に対し、以下が回復率の目安となります(※)。

 

・インプラント 80~90%

・ブリッジ 60~80%

・入れ歯 30~50%

 

(※)目安です。歯や顎、人工歯の状態により噛む力の

回復率が上がる、または、下がるケースがあります。

 

◎ほかの歯を傷つけない

 

インプラントは失った歯の箇所にのみ、フィクスチャーを埋め入れます。ブリッジや入れ歯のようにほかの歯を傷つけません。ほかの歯を傷つけないため、ブリッジや入れ歯と比べて残っている天然の歯の寿命の延伸につながります(※)。

 

(※)歯の健康を保つにはセルフケアと

歯科医院で受ける定期メンテナンスが必須となります。

 

◎耐久年数が長い

 

ブリッジの耐久年数は平均7~8年、入れ歯は平均3~5年です。ブリッジや入れ歯は残っている歯を支えにして使用する構造のため人工歯が傷みやすく、定期的に作り替えが必要になります。

 

一方、インプラントの耐久年数は平均で10年~15年持つといわれています。

 

メンテナンスの継続により10年以上、インプラントを使い続けることも十分可能です。

 

◎取り外し不要でお手入れが簡単

 

インプラントは人工歯を土台に連結して固定します。

 

固定式のため、毎日のお手入れはいつもどおりの歯磨きでOK。入れ歯のように毎日取り外してお手入れする必要がありません。

 

■インプラントのデメリット


インプラントにはたくさんのメリットがあります。メリットが多い一方、インプラントにはデメリットも存在します。


◎外科的手術が必要

歯ぐきの切開やフィクスチャーの埋め入れなど、インプラント治療では外科的手術を行います(麻酔をするため、手術時に痛みは感じません)。


◎感染症のリスクがある

外科的手術をするため、細菌による感染症のリスクが存在します。当院では高圧蒸気滅菌器や高性能洗浄機などの衛生機器を完備し、感染症対策を徹底しています。


◎保険が利かない

インプラントは自由診療です。生まれつきの顎の欠損など、一部の疾患をのぞき、原則として治療にかかる費用は自費となります(医療費控除を利用することで費用を抑えることができます)。


【失った歯の治療法でお悩みの方はお気軽にご相談ください】


歯を失った方の多くがブリッジや入れ歯を選びます。しかし、ブリッジや入れ歯はほかの歯を傷つけます。ブリッジや入れ歯にしたことが原因で残っている歯を失い続けるケースは珍しくありません。また、入れ歯は安定性に欠けるため、使用時にずれる、違和感がある、しっかり噛めないなどの問題点もあります。


インプラントは非常に優れた治療法です。人工歯根による高い安定性があり、硬い物もしっかり噛めます。残っている歯を傷つけないため、天然の歯の寿命の延伸も期待できます。


失った歯の治療法でお悩みの方はあくね歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。相談費は無料です。カウンセリングではインプラント治療の経験が豊富な歯科医師が患者様の歯や顎の状態をじっくりと確認し、最適な治療法をご提案させていただきます。

あくね歯科クリニック
歯科医師
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