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インプラントと歯周病


日本人が歯を失う原因の第1位が歯周病です(※)。歯周病は、歯ぐきの炎症から始まります。症状が進むと歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が溶け、最終的には歯が抜け落ちます。

インプラント体を埋め入れるためには、患者様の顎の骨量(厚みや高さ、骨密度など)が十分にあることが条件となります。歯周病の方で顎の骨が薄くなっている場合は、歯周病を治して顎の骨の健康状態を取り戻した後にインプラント手術を行います。

(※)公益財団法人8020推進財団「第2回 永久歯の抜歯原因 調査報告書」より


■歯周病とは


◎歯ぐきの炎症が起きたり顎の骨が溶ける病気です


歯周病とは、歯の周辺組織(歯周組織)である歯ぐきに炎症が起きたり、歯を支えている顎の骨が溶ける病気です。

歯周病はむし歯と同様にほかの人からの唾液を介して感染します。

◎歯周病が進行すると…


歯周病は初期段階の歯肉炎から中程度歯周病の歯周炎に進行し、最後は重度の歯周病(重度歯周炎:歯槽膿漏)になります。初期段階であれば毎日の歯磨きで症状を改善できる場合もあります。中程度以上の歯周病では、ルートプレーニング(SRP)によって歯周ポケット内部の歯石を除去するほか、症状によっては歯ぐきを切開して歯根の根面を清掃するフラップ手術が必要になります。

歯周病が重度にまで進行してしまうと、歯を失う確率が非常に高くなります。重度の歯周病の治療では、GTR法(歯周組織再生法)やGBR法(骨再生誘導法)、エムドゲイン(歯周組織再生療法)などの再生療法を行い、失われてしまった歯槽骨および歯ぐきの再生をはかります。

◎歯周病は早期治療と予防が大切です


歯周病は日本人の約8割がかかっているとされています。歯周病の症状が現れ始める年齢は主に40代以降です。「歯ぐきから血や膿が出る」「歯がグラグラする」「口臭がきつくなる」などの症状に、中年になって初めて気づく方が少なくありません。

歯周病はサイレント・キラー(静かな殺し屋)と呼ばれ、自覚症状にとぼしい病気です。特に初期段階の歯肉炎は歯ぐきの腫れや歯ぐきからの出血程度の症状にとどまるため、見逃しがちです。

歯周病を進行させないようにするには、早期治療と定期的な予防が大切です。歯周病の自覚症状がなくてもふだんから歯科医院で定期検診を受けることで歯周病をはじめとするお口の病気の早期発見・早期治療につながります。定期検診で行う歯ぐきや歯周ポケットの状態のチェック、歯のクリーニング、歯石取りも歯周病予防に役立ちます。

■歯周病で歯を失った場合の治療の選択肢


◎失った歯を補う治療を行います


重度の歯周病で手を尽くしても治療できず、歯を失ってしまった場合には、失った歯を補う補綴治療(ほてつちりょう)を行います。

補綴治療には主に以下の3つがあります。

・インプラント
・ブリッジ
・部分入れ歯


◎インプラント


インプラントとは、人工の歯根(インプラント体)を患者様の顎の骨に直接埋め入れる治療法です。埋め入れたインプラント体は顎の骨と生理学的に強固に結合するため(インプラント体の穴の中に骨が入り込んで結合します)、非常に安定性が高くなります。治療後はまるでご自身の歯と同じように硬い物もしっかり噛めるようになります。

インプラントには以下のようなたくさんのメリットがあります。

[インプラントのメリット]

〇しっかり噛める

人工の歯根が顎の骨と強固に結合するため、硬い物もしっかり噛めるようになります。

〇見た目が自然

使用する人工歯は透明度の高いセラミック製のため、自然な白さの歯を再現できます。

〇違和感がほとんどない

インプラントは人工の歯根を作る治療法です。治療後はご自身の歯と同じようにお使いいただけます。部分入れ歯のような違和感を感じることはほぼありません。

〇寿命が長い

当院で使用するインプラント「SL Activeロキソリッド」(ストローマン社製)の10年後の平均残存率は約98%です。この数字は「治療を受けたほぼ全ての方のインプラントが10年間、機能し続けた」ことを意味します。メンテナンスを行うことでこれ以上の年月、インプラントを長持ちさせることも不可能ではありません。

〇まわりの歯を傷つけない

インプラントは歯を失った箇所にのみインプラント体を埋め入れます。まわりの歯を傷つけないため、残っている歯の寿命の延伸につながります。

〇噛み合わせを整えやすい

インプラント治療では、噛み合わせを考慮して埋め入れ位置や深さを綿密に決定します。治療後は失った歯の部分の噛み合わせが整い、食べ物をしっかり噛めるようになります。

[インプラントのデメリット]

●手術が必要

インプラントは外科的な手術が必要となります。手術は麻酔を行うため、手術中に痛みを感じることはありません。

≪静脈内鎮静法のご案内≫

あくね歯科では、インプラント手術に恐怖感をお持ちの患者様に「静脈内鎮静法」をご案内しています。静脈内鎮静法を行うことで、うたた寝をしているようなリラックスした状態で手術をお受けいただけます。

●保険が利かない

先天性の顎の欠損など一部の疾患をのぞき、インプラントは保険が利きません。治療は自由診療(自費診療)となります。

≪あくね歯科のインプラント治療≫

あくね歯科では、高品質のストローマン社製インプラントを使ったインプラント治療を「29万円(税別)」でご提供しております。クレジットカード・デンタルローンによる分割払いも可能です。

◎ブリッジ


ブリッジとは、残っている両隣の歯にかぶせ物をして、失った歯の部分を橋をかけるように人工歯で補う治療法です。ブリッジは部分入れ歯と比べると違和感は少なく、安定性は入れ歯よりは高くなります。ただし、残っている両隣の歯を削ってかぶせ物をかぶせるため、残っている歯の寿命を縮めてしまう点がデメリットです。

◎部分入れ歯


部分入れ歯とは、残っているまわりの歯に金具をひっかけて使用する部分的な入れ歯です。固定されていないため、インプラントやブリッジと比べて違和感がでやすいです(特に保険の部分入れ歯)。入れ歯の使用中にずれたり外れることがあるほか、金具をかけた歯が傷つきやすい、などのデメリットもあります。

■インプラント・ブリッジ・部分入れ歯、どれを選べば良い?


◎残っている歯のことを考えたご選択が大切です


ブリッジや部分入れ歯は手術の必要がなく、保険を適用できる点がメリットです。しかし、ブリッジや部分入れ歯は残っている歯を傷つけてしまいます。ブリッジや部分入れ歯にしたものの残っている歯が傷ついてしまい、歯を失い続けてしまうケースは少なくありません。

インプラントは自費となりますが、残っている歯を傷つけません。安定性が高く、寿命も長いです。「自分の歯のようにしっかり噛みたい」「残っている歯を傷つけたくない」方はインプラントが第一の選択肢となります。

失った歯を補う際には、残っている歯のことを考えて治療法を選ぶようにしましょう。

◎インプラントの治療院の選び方


インプラントは自由診療(自費診療)のため、クリニックごとに治療費や治療方針が異なります。インプラントの治療院を選ぶ際には、カウンセリングで治療費や治療方針を詳しく説明してくれるクリニックを選ぶことが重要です。

【インプラントの無料相談を行っています】


あくね歯科では、インプラントの無料相談を行っています。

インプラント無料相談はメールでお受けしております。来院でのご相談※は、お電話・メール・WEBでご予約受付中です。歯周病の方や、歯を失ってしまいお困りの方は、当院までお気軽にご相談ください。歯科医師が歯や顎の状態を確認し、それぞれの患者様に適した治療方法をご提案させていただきます。

※来院でのご相談は、初診時の歯の検査やレントゲン撮影を行いますので、約3,000円程度のご負担が発生することをあらかじめご了承ください。CT撮影や診査診断は無料で行っております。


あくね歯科クリニック
院長
阿久根 竜大


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